旧千燈寺跡の仁王像
旧千燈寺は六郷満山の諸寺を創建した仁聞が718年に六郷満山の中で最初に創建された寺院と伝えられています。戦国時代の天正何年かに大友宗麟による焼き討ちに遭って消失しました。その後江戸初期に再建されましたが往時の勢いは既に無くなり廃寺となり今に至っています。
森の中の廃寺跡には石垣などが残っていて、山道を登っていくと伽藍跡の中の護摩堂跡に一対の仁王像が立っています。深い森の廃寺の独特の空気の中で観る一枚岩に半肉彫りの仁王像は想像以上の存在感で、それでいて美しい姿でした。
テングチョウが一人心細そうに歩いていた私を仁王像のある場所まで導いてくれました。
by TGokuraku-TOMBO | 2016-06-29 08:29 | Comments(2)
でもその価値はあると思います。 最初にこちらを知ったのは
映画 国東物語 の最初で この仁王さんの後ろの本堂跡に
ツバキがひきつめられた映像でした。 実際にツバキの時には
アクセントになるようですが、この仁王さんの表情と手の
力強さはOne&Onlyです。
帰り際に外国人10名くらいと会いました。すごくマニアックな人たちで、いい旅をしてるなと感心しました。