森の不動明王 長野県・修那羅山
by TGokuraku-TOMBO | 2009-11-13 00:05 | Comments(10)
森の不動明王は、少しユーモアあるお顔で、、、
少しぐらいの事は許してくれそうな、おおらかさが有りますね。
火焔光背の彫りすばらしいですね、、割れが本当に残念ですが。
↓の母子像も優しさと子を思う母の願いが伝わってきそうです。
出来ませんが不動明王に温かい人間味のようなものを感じます。
手と顔のバランスなどにぎこちなさを感じるのですが、
彫りがとても丁寧で心血を注いで彫った作者の懸命さが
時を越えて伝わってきます。
割れは本当に残念です。
技術的には歯がゆい部分もありますが、
一生懸命に心をこめて彫ってる事を思うと悔しいです。
冬は相当冷える場所ですから、氷結による破壊なんでしょう。
可愛いし愛嬌あるし、強面系のアイドルみたいです?
ツッパッていても、人に好かれるたいぷでしょうか?
800体もあると、修復も大変な事業になりますね、
なんとか喰い止めたいですが、神社の事情もよく分るし、
風化を見守るだけにはしたくありませんね。
先日、研究家の人に聞いたのですが、
悉皆調査をしていると、当時の庶民は意外と楽しく人生をエンジョイさせていたと言っていました。
封建時代といえ、自由な空気もあった様子でした。
確かに、ぎこちない作風ですが、真心のこもった石仏になっていて、
見ていて伝わるものが沢山ありますね。
こんばんは。
確かにこの石仏には惹かれるものがありました。
この場所やこの石仏さんには行った日の夕方と翌日の朝方と二回訪ねました。
樹木に覆われた処なので斜めの光を意識しました。
母子像-ⅡはⅠのMoreと同じ被写体ですが、
強い光と弱い光じゃ表情が変わってきます。
ストロボも一度使ってみたいのですが、まだ買えてません。