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吹浦十六羅漢-Ⅱ           山形県・遊佐町

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説明が後になりましたが、案内版を参考にメモしてきました。

吹浦・海禅寺二十一代目 石川寛海和尚が日本海の荒波の打寄せる奇岩の連なる
200~300mに刻んだ十六羅漢です。
奇岩怪岩に富んだこの岩石を利用して巧みに仏像22体を彫った和尚の努力と精神の程に、
敬虔の念を捧げます。
叉、和尚は作仏発願以来、喜捨金を酒田に托鉢し、一両を求めると、一仏を刻し、
元治元年(1864)より明治のはじめ頃(1870)までの間、石工と共に彫刻し、
この荒海に命を落とした人々を弔うとともに庶民信仰を培う和尚の慈悲が、
心に沁みる景色を表現しています。

by TGokuraku-TOMBO | 2010-09-21 00:01 | Comments(4)

Commented by cdpk8 at 2010-09-21 07:35 x
おはようございます。
苦行の末の名作とでも言うのでしょうか、
凄い迫力に圧倒されますね。
荒海に命を落とした人たちにも良い供養となりますね。
Commented by risaya-827 at 2010-09-21 08:02
おはようございます^^
なるほど納得☆
しかし、やっぱり凡人にはない発想を持っている方なのですね!!!
奇岩が出来るくらいだから、荒波で命を落とした方も多数居たのでしょうね。。。
改めて (-人-) ぱんぱん 
Commented by TGokuraku-TOMBO at 2010-09-22 20:43
☆ cdpk8  さん
こんばんは。
この荒波の世界が、生活の糧で、身の危険を承知で生きる人々を、
バックアップする度量は大したものです。
供養というより悲痛な安全への願いだった気がします。
ほんの数時間しか滞在してませんが、風雨や波を見て実感できた思いがしました。
Commented by TGokuraku-TOMBO at 2010-09-22 20:52
☆ risaya-827  さん
昔のお坊さんは偉かったですね。
凡人には出来ない修行というか、お勤めです。
あの景色を見て、凄いうねりを間近で体感すると、
人間って糧に対して必死なんだと再認識します。
今の世は、そんな観点からだと極楽です。